HASAMI group
14.5th middle album
「直樹!僕は…」
 
 
 
 
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01.友達
02.新幹線
03.たくや
04.失敗
05.ナイトウォーク
06.凝血X
07.俺ゎブリブリ
08.花オバケ
09.冬の朝に制服で君は
10.直樹!僕は…
11.Summer
 
 
 
 

02:新幹線
 
蜃気楼の影が美しくなびく午後
かけぬける線路は指先の思い出

何も要らないわけじゃない私は幻
ワンダーランドのディケイド・ナイト
空を駆けてゆく

テレスコープみたいな東北新幹線の夜

気付いた時には遅い
夕べの夢で見た空

風になれるならもう二度と戻れない
夏の思い出が田舎道重なる

私はため息吐きながら日付変更線を眺めてる
素足のビートでつまづいて

テレスコープみたいな東北新幹線の景色

この新幹線を降りたら僕は何を失う
僕は新幹線で夜の海を見ていました
 
 

03:たくや
 
 
この歌は男女での宅飲みに興じる都内の大学3年生渡辺卓也が彼女持ちでもあるにもかかわらず、家に来ている意中の女の子を
 
終電の関係上で家に一晩泊め込み、あわよくばフィニッシュまで持っていこうという心の中とその行動を歌った歌である。
期待・焦り…そして高まるリビドー、そんなたくやの一晩の心境を心地よい語感のリズムで軽快に歌いこなす青木に注目。
 
感情がすれ違っていく
あなたと向かう道は別
誰にも言えない秘密
過密スケジュールの列

機密のハイボール 卵胞祭で飲む
機密のハイボール 卵胞祭で飲む
秘惑の乱暴かい 最中かい
卵胞祭 また飲むハイボール

誰もかれも気付かない
だけど放さない 壊れそうだから
それは毎回
それが全てだからか君は何も言わせない
僕はとても分からない あれもかれも分からない
僕は誰もあれもこれもここで全て語り尽くしたい
やんない? どうだい? いいかい? 最低かい?
損大な気分終わんないOne Night 完敗惨敗 どうだい?

I Need You
缶ジュース飲んで二重三重の嘘 永久に臨終は嫌だ

I Need You 
海中の家 非常に意中の君を永久に居住させたい

ガラガラだからかなかなか中がカラカラ
ダラダラ背中からダラダラ流れた汗がまたバラバラな体流れたからだ
バラバラ薔薇のような花がガタガタ
またまた抜け殻さながらカタカタ
見ながら発火したんか
啖呵ばっかしたんだ
ガッタンガッタン音がしたんだ

あまりにも奇特な得策
何も見えない
何も聞こえない
恥も無くなり
なりふりも湧かない

I Need You
缶ジュース飲んで二重三重の嘘 永久に臨終は嫌だ

I Need You
海中の家 非常に意中の君を永久に居住させたい

I Need You
大中小の心が厳重注意の最中に燃え尽きそう

I Need You
京急の終電が終了するまで缶チューハイでも飲もうよ
 

05:ナイトウォーク

バイクの音がして後ろを向いた
不思議な夜でもない ありがちな暗さで僕を追い抜いた
馬鹿が道端に捨てたライターなんて僕は使わないからジャンプして踏みつけた
虫の音が耳について僕は草原を眺めた
実はまだ戦争が終わってなくてここから銃を構えた兵隊が
飛び出してくるような気がして早足で逃げてしまった

電灯が照らしてるマンホールが動き出して
僕は怖くなって空に目を向けて心くらませてつまづいた

往復切符は手放した
片道だけで全部使い切る
サンダルのひもが切れた
これで心置きなく捨てていける

電灯が照らしてるマンホールが動き出して
僕は怖くなって空に目を向けて心くらませてつまづいた

心ひかる時 何が見えるの
体消える時 何が見えるの

電灯が照らしてるマンホールが動き出して
僕は怖くなって空に目を向けて心くらませてつまづいた

 

06:凝血X
 
路地裏の金魚鉢 カビ生えてるやつ
ぬるい濁り水飲み干して

凝血XXX

ビルの間のスラムゾーン
切り落とす常識
うつむいた影の上に汚い花と遺書

凝血XXX

重いな 甘いな
世界は澄み切っているんだな
ある意味では

五時半の夢芝居 虫のために再演
こじらせた嘘芝居はもうやめられない

凝血XXX
凝血XXX

適わないや もう駄目かいな
クソ真面目が馬鹿を見て
トラウマをより多く作った方が勝っちゃう感じ…

 

07:おれゎブリブリ

俺はぶっ飛んでるからかっこいい
それを証明するのが生きがい
ダサいやつは相手にさえしてない
馬鹿ばっかりがいきがる現代社会
このまま行こうよポーンの果てまで
このまま行こうよポーンの果てまで
俺はぶっ飛んでるからブリブリ
俺の方が似合っちゃう王様の冠

俺のブリブリのダンスで君を殺す
俺を分からせる

悪いがゲリラ感覚で底抜け
感受性が無いならそこのけ
ショックで全部抜けたあそこの毛
何も生めない口だけのアホボケ
生まれ変わって俺はぶっ飛ぶんだぜ
メロディの一つすら出てこない奴ほど音楽を語りたがる
しらみつぶしにインディーズまたがる

俺のブリブリのダンスで君を殺す
俺を分からせる
俺のブリブリのダンスで君を殺す
俺を分からせる
 

08:花オバケ
 
 
追いてけ指枕の花仏袋小路
入りたら足元 気を付け為さい

悲しみ置いてけ
生き戻り死なせ人
息足らな人々言うぞ花オバケ

秘密の小道 アスファルト
通り抜けて踏む紫陽花が千切れ

花魁姿の花オバケ
花魁姿の花オバケ
簪狂う血みどろの
傘の骨を目に突き刺して
 

09:冬の朝に制服で君は

冬の朝に制服で君は

5回目のハローで
僕のこころは寝ぼけた気がした
2時間目の授業中
僕は君と学校を辞めたくなった

冬の朝に制服で君はこころを嫌った
臆病者の僕は 廊下の隅を歩いた

君が好きなんだ

明日は卒業式だから
今日学校を辞めようぜ
そしたら僕ら手をつなぎ
初めてこころを吸おうぜ

君の成績と僕の成績を
全て台無しにしてしまおうぜ
今日のような素晴らしい朝に
何もかも全部終わりにしようぜ
霧の中 駆けずる奴らの
カバンの中身を全て
下水道に捨ててやろうよ

冬の朝に制服で君はこころを嫌った
臆病者の僕は 廊下の隅を歩いた

僕ら いつから失敗してしまったんだ
どこで間違ってしまったんだ
 

10:直樹!僕は…
 
ずいぶん時間がかかってしまったけれど
変な顔して君を笑わせながら
炭酸飲んでバカになりそうで
そしたら僕ら笑って
固まったブランコにもたれかかって


直樹!僕は とうとう分かった
直樹!僕は 何もかもを 君に託して
この朝日を覆い隠しに地平線を引き上げる


僕にも直樹にも
好きな娘ができて
ろくに勉強もできず
高校受験の帰り道に二人で笑ってしまった
僕らずっとバカみたいでいいのかな
だとすれば人生は最高さ


直樹!僕は 両手に花火を持っている
直樹!僕は これに火をつけてやり
思い出の校庭を走り回ってやる

直樹!君は もう壊れてしまった
直樹!世界は 泣きたくなるくらい残酷だけど
もう一度 君と一緒にギャグをかましたい
 

11:Summer
 
朝からビデオだ 苦いな 鋭いな
経験のナイフがねじれてる
私の病弱な腕感じるような
風の音と風鈴が眩しいな
コレクションの鍵のために単語埋めてて君はいったい何をしてるの
ホームランを打っている高校生
「狂気の女の子は映像の土地を見つけました」

あぁ幽霊みちゃった
何も無いような悲しみどうしてあるんだ
音も立てずにビデオ吹き込む
あぁクーラーみたいな
風を浴びたら何故だか 風を浴びたら何故だか

食べてはいけないものを食べてしまったようなそんな感じです 少女の夏
夢を見てるような毎日がすぎてゆく 坂道の真上に見えた君のまぼろし
食べてはいけないものを食べてしまったようなそんな感じです 少女の夏
夢を見てるような毎日がすぎてゆく 坂道の真上に見えた君のまぼろし

夜の星は昨日のものと違い雲の切れ間に満月が見え
影になった山の向こうに花火が打ちあがる

食べてはいけないものを食べてしまったようなそんな感じです 少女の夏
夢を見てるような毎日がすぎてゆく 坂道の真上に見えた君のまぼろし
自転車に乗った君は信号を待っていて坂道の上で汗をぬぐう
小さな川にかかった橋から見える雲が流れて今日も暑いな
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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