HASAMI group 6th album

「icky sump」

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1 はじめに
2 icky sump(泥泥粘粘)
3 毒リズム
4 ましゅまろくりぃむ
5 VSJK
6 sight
7 ブサイクゲーム
8 HITCHHIKE
9 石井が死んだ
10 ブルドーザー
11 パラノイア
12 恐怖新聞
13 LOVE#2
14 Run Away
15 桜んぼ
16 日本の東京の新宿の地下で待ってます

 



3.毒リズム

繰り返すこの毒リズム あの衝動はまるでPOISON
繰り返すこの毒リズム あの衝動はまるでPOISON

とても大事な君のPOISON
無駄にならない世界はPOISON
ほんの少しの僕のPOISON
めぐりめぐるよ

繰り返すこの毒リズム あの衝動はまるでPOISON
繰り返すこの毒リズム あの衝動はまるでPOISON

とても大事な君のPOISON
無駄にならない世界はPOISON
ほんの少しの僕のPOISON
めぐりめぐるよ

 


6.sight
狭い部屋の中で死ね (テレビはつけたままにする)
最速の時間で首を吊れ (目を開き股は開脚する)
ナースのコスプレで飛び降りろ (そして落下しながら放尿する)
今晩は決して外に出るな (頭が痛いなら自殺しろ)

ラジオの音を最大にするんだ (僕らの世界は視力を失う)
ドラマの魅力を殺してやるんだ (僕らの世界は視力を失う)
頭から灯油をかぶって前転 (僕らの世界は視力を失う)
5つの数字を集めて応募 (僕らの世界は視力を失う)

ラジオの音を最大にするんだ
ドラマの魅力を殺してやるんだ
頭から灯油をかぶって前転
5つの数字を集めて応募

 


7.ブサイクゲーム
全裸で電車に乗ってます (通報したけりゃするがいい)
痴漢のおやじを痴漢します (通報したけりゃするがいい)

俺の父親 グラビアアイドル
俺の父親 Fカップ

焼却 足場から飛び降り上空を駆けろ
選択 死ぬか生きるかそれとも歌うか
強奪 君たちの命はとっても美味しい
走り出す 僕らの足跡はすぐには消えない

食卓に全裸で挑みます (通報したけりゃするがいい)
びしょ濡れの格好で踊ります (通報したけりゃするがいい)
 
となりのじじいは グラビアアイドル
となりのじじいは ロリ路線

焼却 足場から飛び降り上空を駆けろ
選択 死ぬか生きるかそれとも歌うか
強奪 君たちの命はとっても美味しい
走り出す 僕らの足跡はすぐには消えない



9.パラノイア
それはまるで悪魔のような きりきり舞いだぜ
それはまるで悪魔のような きりきり舞いだぜ
パラノイア
パラノイア
出会ってしまったあなたが忘れられない
パラノイア
パラノイア
パラノイア
パラノイア
パラノイア
パラノイア
それはまるで悪魔のような きりきり舞いだぜ
パラノイア
パラノイア
パラノイア
出会ってしまったあなたが僕は忘れられない
パラノイア
パラノイア



13.LOVE#2
ぼくはここで何を言えばいいんだ?
僕の言葉なんて、結局は並べられたうんこのよう。

世界が暗くなったとき、小学生たちはみんなにさよならと言った。
彼らはさよならの意味をよく分からずに使っていた。
やがて、彼らは手をつないで、ビルの屋上から一斉に飛び降りる。
それと同時に鳥達は空へ一斉に羽ばたいた。

それが綺麗な形を描いて、赤に映し出される。
夕焼けの赤を染める鳥達と
コンクリートを血で染める子供たち。
やがて、それらを風が撫で回し、救急車の音が同時に消える。


君は何かに気づいたように血相を変えて走り出す。
僕はビデオカメラをまわしながら、君を後ろから追いかける。

角を曲がり
角を曲がり
人を避け
角を曲がり
通りすがりの老人を殴りつけ

血相変えて気づくんだ
血相変えて走るんだ

そして、君は目の前で黒いトラックに轢かれてぐちゃぐちゃになってしまう。
その様子が収められたカメラ映像はすぐに消してしまったよ…。

みんなから200メートル離れたところでうんこしてる。
僕が道端に放置したうんこを最初に踏んづけた人と結婚することにする。
次の瞬間、自分で踏んだので、自殺することにします。

僕達、あと500回うんこしたら高校卒業だよ。
卒業式で、校長がうんこを漏らしながらも生徒たちの卒業証書を必死で破りまくっている。

生きてる理由を探してる奴なんて、さっさと死ねばいい。

ぼくはここで何を言えばいいんだ?
僕の言葉なんて、結局は並べられたうんこのよう。

僕がちょっとでも、詩を嫌いになりそうになったら
その瞬間、すぐにでも、詩を書くのをいったんやめなければいけない。
じゃなきゃ、一生書けなくなってしまう。

何が何だか分からない。
何が楽しいのか。
何が面白いのか。
僕はいったい何なのか。
僕は実は、普通の人よりも文章を書く才能が無いのかもしれないと思うようになった。


授業中クラスの学級委員長が涙目で鉛筆をへし折る

 



15.桜んぼ
ストロボの店に 生きまして
札束を叩きつける
暗い空に 光を転がして
ただ闇雲に 首を動かす
金を舐める6年生
何故か笑う警察官
路地裏で猿が死んだ

 

 

すぐに片付けられてしまった
中1でタバコを吸ったあいつ
クスリもやりはじめたらしいぜ
そいつはバイクで事故って死んだ
すぐに片付けられてしまった
奴は光が好きだった
虫のように集まっていた
奴は光が好きだった
虫のように集まっていた

 

「その通りだ。さくらんぼに感情など無いのだ。
 はたから見ればお前らはキチガイだ。全員キチガイだ。
 1個のさくらんぼに対して、そのさくらんぼは悲しんでいるのか、喜んでいるのか本気で争っている。
 さくらんぼの感情をめぐって必死に喧嘩するお前らは、ただの精神障害者または戦争狂だ。
 さくらんぼになんて感情が無いに決まっているじゃないか。
 分かるな。今、世界中で戦争が起こっている。
 戦争が起こる仕組みは今、ここで起きた乱闘と変わらない。
 それを分かってもらいたいと思って、僕はこの曲を書いているんだ」
 

 

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