01:ステレオチェック

02:自閉症一瞬で治す音楽

03:ヘビーローテーション

04:佐々木希VS北川景子

05:MPD-妄想コンストラクション

06:海馬

07:電気の女の子

08:鳴き真似GIRL

09:Erectric Brain's Major System

10:僕ら本当に何も無かった

11:SHADOWS

12:FASHION BEAT KILL KILL!!!!!!!!!!

13:Rainy

14:シンプルノットローファー

15:全て

16:音楽は死ねない

02:自閉症一瞬で治す音楽

注射器で築かれた　お山のてっぺん

突き刺さるフラッグに書かれた「Fuck’n Shit」

自閉症一瞬で治す音楽

真っ赤な電車の窓から飛び降りる

目の前をカラスの羽が舞ってる

自閉症一瞬で治す音楽

目が覚めたときの気分はどうだい

一体どうなってんだ　世界

体中の痺れが一瞬で無くなっていくような爽快感

心臓手づかみ　体から引き抜く

そいつにヒモを付け　表を散歩させる

驚いた？　イカれちゃった？

スピードは持続する

手をつなぎ走り出す子供達爆弾

自閉症一瞬で治す音楽

狭い部屋の中で見るものが何も無い子供達が

手をつなぎ大声を上げながら飛び出す

地中から鳥たちが一斉に羽ばたく

この世界の片隅か中心かなんてどうでもいいのさ

僕たちは不自由な心をロケットみたいに打ち上げられる

黄色い風が僕らを優しくなでまわす

9th albumまでの自分はpanicsmileの影響を受けすぎているんだけど

10th albumではそこから完全に離れなきゃいけないなと考えていて

この曲はその象徴だったかもしれない。

明確にそういう意思を持って作った曲だった覚えがある。

今までは暗いノイズロックをし続けていたんだけど

この曲の後半とかはかなりポップになってて今までじゃありえなかった。

03:ヘビーローテーション

Get it犯 Sesami 半地球worming

Misson無いヘビーローテーション

生まれは東の島国

君の瞳にヘビーローテーション

反Gill 興味上昇

アイデンティティ育てるヘビーローテーション

歪仮歪　Set back

チョムラビ　セビノン　ガジョント　センゲル

ヘビーローテーション

生まれは東の島国　美しい言葉持たされた幸運

Can you speak Japanese?

僕の言葉は君に対するヘビーローテーション

同じリズムで繰り返される僕のノイズ

少しうるさいけど聴いてくれるかい

I love you

I need you

I want you

I will dive for you

君は笑いながら変な歌って言うだろう

君が好きなのはジャニーズ、AKB、西野カナ、テルマ

I love you

I need you

I want you

I will dive for you

うんこの中から聞こえてくるよ　何かと思って二つに割ったら

ぐちゃぐちゃになったバッタの死体が三匹綺麗に並べてあった

ハワイの地下から聞こえてくるよ　何かと思ってガイドに聞いたら

ぐちゃぐちゃになったバッタの死体が三匹綺麗に並べてあった

ブスのケツから聞こえてくるよ　何かと思ってパンツ脱がせたら

ぐちゃぐちゃになったバッタの死体が三匹綺麗に並べてあった

真夏の花火大会に行った　君と手をつなぎ夜空を眺めた

ぐちゃぐちゃになったバッタの死体が三匹綺麗に並べてあった

同じリズムで繰り返される僕のノイズ

少しうるさいけど聴いてくれるかい

I love you

I need you

I want you

I will dive for you

君は笑いながら変な歌って言うだろう

君が好きなのはジャニーズ、AKB、西野カナ、テルマ

I love you

I need you

I want you

I will dive for you

　この曲を発表した頃はまだ今みたいに配信とかしないでMy Spaceに

　曲単位で発表してた頃なんだけど、これはAKBのヘビーローテーション

　の発売日と同時に発表した。面白いやり方だったと思う。

　当時の僕はヒットチャートに対して皮肉的な方法でカウンターを打ちたかった

　んだけど結果として出たのはAKBと同名異曲を発表するっていうやり方

　だった。問題はどの曲の同名異曲を作ろうかだったんだけど

　色々考えてる時にちょうどヘビロテが来週発売しますよみたいなCMをやってて

　もう発売する前からこの曲はこれからのJ-POPの定番になると直感したから

　これでいこうと思った。そこからは一週間でどれだけ

　AKBに切り込める歌詞を書けるかにすべてがかかってた感じがする。

　無事、ヘビーローテーションの発売日に発表できて良かった。

04:佐々木希VS北川景子

佐々木希VS北川景子　佐々木希VS北川景子

生田斗真を殺す佐々木希

後ろで笑う北川景子

それを見ているHASAMI group

無表情で涙を流す

佐々木希VS北川景子　佐々木希VS北川景子

　今までのHASAMI groupはアングラに引きこもってる感があったんだけど

　このアルバムでは積極的にメインカルチャーに切り込んでいこうという

　意思で作っていてヘビロテもそうだし、これなんかまさにその典型。

　ミーハーな題材を扱いながら威力を落とさないでいられるか。

　このアルバムのタイトルも「部屋」が今まで引きこもっていたアングラっぽい世界で

　「空」が外の世界、いわゆるミーハーの世界。

　こういう攻撃的な曲調と歌詞でいま最も人気なタレントのことを歌うっていうのは

　引きこもりが包丁持ちながらついに外に出た！っていうイメージ。自分の中では。

　とにかく前作のScream Kissが内に内にだったので今回は外に外に。

05:MPD-妄想コンストラクション

Imitation Graduation 妄想Construction

Observation　Abstructな果実を丸呑みSituation

MPD bounce まだテコ入んない？　グラッとセンス崩壊　パネーぜ！

意味無いぜ　意味無いぜ　ここはビートの楽園　死す手も無いぜ

Brain内　造る世界　果ては無い　広がる世界

Imitation Graduation 妄想Construction

Observation　Abstructな果実を丸呑みSituation

MPD bounce まだテコ入んない？　グラッとセンス崩壊　パネーぜ！

意味無いぜ　意味無いぜ　ここはビートの楽園　死す手も無いぜ

Brain内　造る世界

見える　見える　可視化するGravity

亀裂　猛烈　鮮烈　出るDopamin

Brain内　造る世界

果ては無い　広がる世界

　これは個人的に大好きな曲だし、作ってるときのことほとんど覚えていないネ

　サイケなヒップホップにノイズを合わせたらどうなるかってやったら

　こういう変な曲ができちゃったって感じ。

　ガーガーうるさいノイズが嫌いだから、ノイズがちゃんとメロディの一端を担っている

　曲を作りたかったっていうのもあったと思う。

06:海馬

中毒　　海馬　部屋は暗い

殺人　　海馬　ガソリンまく女子小学生

パークの真ん中　座薬　拳銃　包丁

炎　囲む　飛び跳ねる

頭が悪い

子供たちに　関する　刺・激

まるで海馬　まるで海馬

笑った

小さい服を買って　子供らが

その華奢い体で　限界を超えるとき

犯罪　　海馬　ねじがゆるい

海馬　ガソリンまく女子小学生

最近は　６歳で　走ることをやめる

やつら　弾けないギターを　蹴り飛ばす

炎　囲む　はじけだす

頭が悪い

情動の発言　BEAT

まるで海馬

壊れかけの空想を　一足先に売りさばく

これは笑った　海馬　海馬　海馬

　わかりやすくかっこいい曲が作りたかった。

　僕の中でかっこいいっていうのはやっぱり

　『殺人』『ガソリン』『麻薬』『包丁』とかそういう単語なんだけど

　普段はやっぱり厨っぽいから隠しちゃうんだけど

　この曲ではそれを恥ずかしげもなくやってる。

　歌い方はガクト。ガクトの歌い方かっけーっていうのもそれも厨的な感覚ですよね。

　そんでそういうものむき出しでやってみたら

　意外と魂がこもってるからかっこよくなるんだなと発見した曲かな？？

07:電気の女の子

大混戦　延長ライン　バックだ　幽霊だ

001 002 003 004

ゲットバックダウン　閃光線　噂信じんな

005 006 007 008

日々最先端の脳味噌交換し世界のヴァイブスを受信するエレキ感性完成完成

瞬間ビートで秒単位再現

風がビリビリしてる　コスミック解禁

笑うと口から電気こぼれる美人の君は蓄電しているかい

　石田君がメインで携わった曲。最初のドラムができたときに

　いける！と思ったことだけ覚えてる。

08:鳴き真似GIRL

美人のあの子は　駅のキヨスクで

毎朝　同じタバコを買って　人ごみの中に消えていく

鳴き真似ガール

犬の鳴く声

猫の鳴く声

鳥の鳴く声

何かが鳴く声

さっさと抜け出したの？　どうして名前があるの？

どんな服を着てどんな所まで歩いていくの？

意味の無い例え話をして笑ってる

爪のほこりを払いながら　景色眺める

完全に意味の無い例え話

「どこに行こうか」

「何食べようか」

「どこに行こうか」

「何食べようか」

美人のあの子は　駅のキヨスクで

毎朝　同じタバコを買って　人ごみの中に消えていく

鳴き真似ガール

犬の鳴く声

猫の鳴く声

鳥の鳴く声

何かが鳴く声

　ストーカーのことについて歌った曲。

　というかストーカー目線で、ある女の子について歌った曲。

　鳴き真似ガールってのは人によってキャラ変えるけど

　それが結局全部相手に同調(鳴き真似)してるだけの中身が無い女。

　これ作ったときは高校生だったんだけど

　当然、毎日女子高生に囲まれてるわけで

　女子高生の会話を盗み聞きするには苦労しない環境だった。

　そこで感じたのがやっぱりこいつら中身が無いな！ってことだった。

　そんな女の子たちについて歌っている。皮肉ですね。

　ストーカーはそんな会話を盗み聞きしてる僕自身。

　やってることはキモいストーカーなのに『こいつらの会話中身が無い！』

　って憤ってるというプチ矛盾。

09:Erectric Brain's Major System

Erectric Brain’s Major System

骸骨の原型　今や既に公式解

存在は数多到来　老来の都市に次ぐ連峰祭

何を嗅いでも君を思い出す　ぞんざいな行動を焼き回す

異例　異例　異例　異例の月　指定された憤慨の切り回し

時計買って、時計買って、林檎食べて、また時計買って

ベルト締めて、ベルト締めて、林檎食べて、また時計買って

　ギターがすげーかっこいいなと思います。今でも。

　最初からフルスロットルな感じで高校生っぽいなと微笑ましくもなったり。

10:僕ら本当に何も無かった

何も無くなって　背徳の終生

波浪　夕べの道　有り触れた陰気楼

声を無くした

産まれてきたことを恥じる

Like a 未来

Like a 明日

Like a 僕

Like a 瀬煩

私は

皆様と同じ行動を取るべきですと

日本語を話すべきですと

教えられてきた

今　見えるだろう

この空に届くようなvoice

Like a 未来

Like a 明日

Like a 僕

Like a 瀬煩

今　見えるだろう

この空に届くようなvoice

争いの無い　殺し合いの無い

世界世界世界世界世界世界

　これは作詞作曲野宮憲太郎なので僕が語ることはあまりないのですが

　こうして聴くと一曲だけカラーが違う感じしますね。

　野宮の作る曲はかなり遅いのが多いんだけどこれも遅い。

　で、この感じは本物の引きこもりじゃないと出せないなと思って

　嫉妬した曲でもある。

11:SHADOWS

暗い　暗い　暗いわ

何処に何処に何処に居るんだい

暗い　暗い　暗いわ

何処に何処に何処に居るんだい

おーい

暗い　暗い　暗いわ

何処に何処に何処に居るんだい

暗い　暗い　暗いわ

何処に何処に何処に居るんだい

おーい

暗い　暗い　暗いわ

何処に何処に何処に居るんだい

おーい

　これは結構抽象的な曲なので、あんまり詳しい解説とかしても

　逆効果な感じがするんだけど、変に明るい感じを出そうとして

　結果気持ち悪ーい感じになっちゃてる

12:FASHION BEAT KILL KILL!!!!!!!!!!

　歌詞が消えちゃってなんて歌ってるか分からない。覚えてない。

　といっても何について歌ってるかはもちろん覚えてて

　ロックバンドの人がDJやってることを批判してる。

　自分のなんらかのメッセージを発し続けるはずのロックバンドなのに

　なんで、他人のレコードかけてるんだ？って疑問ある。

　信念が無さすぎるし、少なくとも偉大なロックバンドたちは

　そんなダサいこと絶対しないと思う。

　『なんでもいいんかい』っていう感じ

　それについて。

出だしは

「ブニブニのデジルーツ、いびつに冴えてる、うねらせろ吐息　　同じ言葉使い倒し」と歌っているがその後が分かんない。

13:Rainy

雨夜の階段を上る私たちは耐えている

何も聞こえないこの場所で何かに耐えている

もう一度とこの世界と約束をしたいんだ

もう少し歳をとると綺麗な物が見えなくなる

歩き出せ　歩き出せ

その傘を放り投げて

完全に無くなってしまう前に歩き出せ

寒空を生音削げていく

エレーベーターの中心に愛を置き去る

せめての償い　溶媒牽制

後悔状態デストラクション

陳腐な言葉で構わない　目のやり場にも逃げちゃいけない

もう一度とこの世界と約束をしたいんだ

歩き出せ　歩き出せ　綺麗な物が見たいんだ

キーボードのAの部分から針が突き出ている

愛してると打とうとすると親指から血が出てしまう

私の心臓の音が部屋に染み出す

もう一度　ものすごく綺麗なところに行ってみよう

さよならの言い方を二人とも　もう忘れてる

何も無い夜の片隅で人々の距離は保たれて

今の生活で幸せだと思うのに何故か心ぽっかり

　日常に生きる何もない女の子についての曲。

　僕はそういう人にすごくドラマを感じるんだけど

　その感じをようやく曲に出せるようになってきたなとしみじみ思った曲。

　これは是非女の人に歌って欲しかったんですが

　女の人に『僕の曲歌ってください』なんてなかなか言えないな

14:シンプルノットローファー

見るからに　ふがいないあなたに

見るからに　よこしまなあなたに

見るからに　何も無いあなたに

この曲を歌いたい

これで良かった　と言って欲しい

何も無かった　と言って欲しい

大切な言葉は　とっくの昔に　口から全て　出てってしまった

音を鳴らしたい　歌を歌いたい

あなたと一緒にリズムをとりたい

どんなどんなどんな遠くまで聞こえるような幸せな歌を捧げたい

僕の中にも　君の中にも　流れているだろう　メロディ

ささやかな足踏みのひとつひとつにもちゃんと意味があり物語がある

初めて目にした映画や

初めて感動した音楽や

初めてこの僕の声が音になり　誰かに届くと知ったときから

音を鳴らしたい　歌を歌いたい

あなたと一緒にリズムをとりたい

どんなどんなどんな遠くまで聞こえるような幸せな歌を捧げたい

僕の中にも　君の中にも　流れているだろう　メロディ

ささやかな足踏みのひとつひとつにもちゃんと意味があり物語がある

短い夏の終わりや　孤独ぼっちの冬が　今年もまたやってくるんだね

世界の始まりと終わりはどちらが先なのでしょうか

音を鳴らしたい　歌を歌いたい

あなたと一緒にリズムをとりたい

どんなどんなどんな遠くまで聞こえるような幸せな歌を捧げたい

僕の中にも　君の中にも　流れているだろう　メロディ

ささやかな足踏みのひとつひとつにもちゃんと意味があり物語がある

君と僕とで鳴らそう

世界の全てを包み込むような

全てが真っ白けっけになるような

風が人々を撫で回すような

愛を叫んで爆発するような

君の笑顔が無限に続くような

どこまでも続く海の波のような

こんな僕らでも鳴らせる音楽を

　これまでほとんどの曲を半日以下で一気に作り上げていく感じだったんだけど

　この曲は初めて一か月くらいずっとこねくり回したかな？

　結果、１日で作っても一か月で作っても表面上は何も変わらねーなという

　ことを学んだんだけど、やっぱりほかの曲に比べて

　何かがギッシリ詰まってる感じはする。

　この曲は結構、著名な人に名前を出してもらったりしてありがたいです。

15:全て

1991年のお誕生日おめでとうで白白白い世界に

色とりどりの花が咲き乱れ　たくさんの人々たちが　同時に生まれた

世界を身ごもった君へ送るハッピーバースデートゥーユー

世界に生まれたみんなへ僕は何が言えるだろう　何か言いたい

春が来て　夏が来て　秋が来る　冬が来る

僕の頭の中の白白白い世界は爆発したように

色が付き始め

世界が生まれた

あぁ　あぁ　あぁ　あぁ

僕の中に世界が生まれた

へその緒につながれた人類

子宮がものすごい熱さだ　熱を帯びて灼熱している

僕の中に世界が生まれた

へその緒につながれた人類

宇宙の悲しみが胎教だ　宇宙の悲しみが胎教だ　

脳みその天辺のファウンテンが

汚いものと綺麗なものを同時に吐き出した

心すりむいたまま

神が本当にいるのなら　ぽっかりだらけの　荒野みてぇな頭の中に

汚くてもいいから花を咲かせてくれよ

あぁ　あぁ　あぁ　あぁ

生まれる前から僕らは出会っていて

それはまさに今この瞬間なんだろう

もう1億年以上も便りがない　ともに笑った人たちが居なくなっていく

空に　空に　鳥が飛ぶ　

花は全て知っている

光がすべてを抱きかかえて

本当に神がいるのなら

もう一度この世界と出会いたい　もう一度この世界と出会いたい

あぁ　あぁ　あぁ　あぁ

　これはもう個人的に歌詞が最高傑作。

　愛とか恋とかいう単語を抜きにして、こんなスケールの大きいラブソングを書けたのは

　自分の功績なんだけど、この曲の歌詞をイイネと言ってくれた人を見たことないし

　まったくこの曲が話題にあがらない。あれ？って感じ。

16:音楽は死ねない

波状の笑顔　またしても消滅　いつになったら言葉枯れる？

微妙な声　微妙なテンション　微妙なその口元の震え　

奇妙な世界を滑り降りる

I am in a nice mess about money

I am afraid of barking dogs

しょーもない　果てしない　一定のペースで繰り返される変な夢　

前頭葉でシナプスがダンスしてる

心地よいリズムは長くは続かない

くだらない音楽　くだらないファッション

She smiled when the firecracker exploded

女の子達は刺激を求めている

HASAMI groupはそんな女の子たちの鼓膜を優しくレイプする

全身を縛られたまま部屋から飛び出す　

宝箱がひっくり返ったみたいになる

みんなに聞こえない歌を歌うことに逃げるのはもうやめだ

自分が臆病だってこと　君は知ってるかい

逃げ腰のスーサイド　捻じ曲がる大宮の駅前

官能的なファッションの女の子達

風が可視化？　ウォークするバランス

世界は弾ける　少しでも溺れたら置いてかれるよ　

真夏に花火があがるよ　女子高生たちが猫みたいにはしゃぎ始めるね

I let off fireworks

The fireworks exploded above in the night sky

The fireworks sparkled

The fireworks created a festival atmosphere

She watch the fireworks from the roof

今で何回転？　鳴り止まないビート　猥雑なメロディ

下卑で淫らで猥りがわしく乱れ混じる

武器を持たされた子供達が浮き足立つ街並み

人類　月に喘ぐ　歯の根が合わない

僕らのクライマックスには一斉にバイブレーションが鼓動しまくる　

生誕までカウント　あと何年？

あいつらは弱いからマイクが無いと歌えない

月の下の街をふらついて歩く　遠くから聞き覚えのあるメロディ　

一人ぼっちのアスファルト上

小さなオレンジの光が照らされている

どこかの家の犬が吠えている

自分の呼吸と足音がはっきり聞こえる

自分の鼓動と鼻啜りがはっきり聞こえる

サンダルで飛び出した家はもう見えない

虫の声　遠くの車の音　闇に溢れる風の音

小さな声で呟いた自分の鼻歌に涙が溢れる

何故だろう　重力が無くなったみたいだ

夜中の静かな街が宇宙のようだ

真上の星に簡単に手が届きそうだ

頭の中に流れ続けるメロディ

全てに正解は無いのかもしれない　

地球上の全人類が一瞬にして消滅しようとしても音楽は死ねない

　R&Bをとにかく新しい解釈で再構築していこうというプロジェクトで作った曲。

　あとはノれるポエトリーリーディング曲を作りたかった。

　音楽は死なないんじゃなくて死ねないんじゃないかという曲。

　歌詞も好きなんだけど、

　なんだけどfireworksは英語にしないでHANABIって言えば良かったな

　と今は思います。こういうちょっとした後悔が次の作品のモチベーションになっていいんだけど。